自分の身を守るために

実際に身の回りで起こっている訳でもないし、なんとなく自分には関係なさそう。そもそも、本当にそんな大災害みたいな事が起きるの??だって、新聞もテレビのニュースでも、誰もそんな事言ってないじゃない。
ほとんどの人は、そう思うだろう。確かに、新型インフルエンザ対策と称した情報サイトでも「インフルエンザかと思ったら病院にすぐ行きましょう」と書いてあることがほとんどである。
実は、まだ日本ではごく一部の人間を除いて、医者でさえも、この新型インフルエンザ対策の基本は知れ渡っていない。普通のインフルエンザへの対策と完全に混同されてしまっている。それほどまでに、この新しい概念は日本においては浸透していないのだ。
だからこそ、自分の身を守る為にも、この意識改革が大切なのだ。
確率論から言えば、新型インフルエンザは突然変異によっていつか発生する。明日かもしれない、十年後かもしれない。あるいは、もしかしたら今回のH5N1型ウィルスは新型インフルエンザウィルスに変異しないかもしれない。でもひとたび大流行が発生して、社会機能が停止してからでは遅いのだ。もし起こったら、被害を最小限に食い止めなければいけない。そのためには、具体的な準備も必要だ。でもその準備の方法が間違っていては話にならない。

自分の身を守る為に、まず「知る」ということから始めよう。