メイク雑感

cammy2006-02-19

きちんとしたリップラインが、最近顔に馴染んできた。これは、ちょっとした驚きだ。
もともと老け顔だったため(よく言われるのは、銀座小悪魔日記の蝶々さん宇多田ヒカル。うーむ…)きっちりメイクをすると妙な貫禄が出てしまう。特にリップラインの効果はてきめんで、鏡を見るとまるで銀座のホステスみたい。そんな訳で、20代前半はパーティーの時などもグロスのみのカジュアルなものになってしまうのが悩みだった。

・・・ところが。

最近は外来業務がメインのため、きちんと感を出そうとキリっと口紅を塗っている。これが、自分で言うのもなんだけど、似合うようになったのだ。見た目が実年齢に近づいただけなのだろうけど。
ライナーは、ずっと前に海外で買ったDiorのTOUR DE ROUGES、ブラウンベースの#200。赤みが強すぎないシックなボルドーとゴールドベージュできちんとラインを取ると、心なしか気持ちも引き締まる。軽くティッシュオフして余裕のある時は軽くグロスを塗る。患者さんに接する時も、自然と姿勢がピンと伸びる。
歳を取ったのだ、と言ってしまえばそれだけなのだけど、実はこんな小さな変化がちょっと嬉しい。
年齢によって、似合う服もメイクの仕方も少しづつ変わる。若さはもちろんそれ自体が圧倒的な輝きを放つけれど、時折見かける、知性とセンスそして品性によって裏付けられた“美しい人”を見ると、美とは若さだけではないと知る。肌の手入れなどアンチエイジングも大事だとは思うけど、それだけでなく“歳を重ねる事”を楽しめる人でありたい、と思う。



ところで。春が近くなると、春の新色コスメがやっぱり気になりますよねぇ♡
http://d.hatena.ne.jp/hibigen/20060218/p1
私は限定ポーチ付きなどというおまけにめっぽう弱いタイプ。同じく色物には困っていないし、逆に定番化してしまって色的にはあまり冒険できないのだけど、まるで春そのもののような新色カタログは、見ているだけで心がときめいてきますね。私も明日は仕事帰りに化粧品コーナーを覗いてみよう。
ちなみに私の定番は、Diorのサンククルール#705のブラウン系です。実はこれ、オレンジブラウンとピンクを混ぜるといい感じにチークになるんです!ベースファンデとこれさえあれば、アイメイクもチークもオールインワンでついこればかり使ってしまう〜。