たまには仕事のことなども。


夏の外来繁忙期を過ぎ静かになったと思ったら、最近は近隣病院から紹介の珍しい症例や腫瘍系の「大物」などの入院が立て続き、結局はいつも通り忙しい日々を送っています。特に今はLymphomaの最近の知見に追いつかず四苦八苦…。学生時代に苦手で仕方なかったCD3,4などの細胞マーカーやTCRの遺伝子検索に頭を抱えて、病棟医長と居残り勉強していたらこんな時間に。もっとも居残っているのは当直の私ではなく、病棟医長の方ですが。


当直では派手な蜂窩織炎(某ERより○投げ)の入院を受け、やっとひと段落し、夕食のピザにありついたところ。さっきまで、明日のCPC検討会のために勉強しているスタッフで賑やかだった医局も、この時間になるとひっそりと静かになりました。資料のヤマに埋もれて一人残業中。明日のプレゼン、全部答えられるだろうか…。でも、こうやって残って勉強してるのって嫌いじゃない。なんだかんだ言って自分が面白いと思える分野の仕事につくことが出来るって、幸せなことなんだなぁ…と、ふと思う当直の夜でした。でもイマイチ興味もてない症例当てられてしまった学会の予演会で、ボッコボコにされるとちょっと逃亡したくなる。