追われる日々。

おひさしぶりです。
科研費の申請、地方会の抄録、臨床やりながら大学院の実験、医局の抄読会、毎週金曜の病理組織検討会、来週の定例CPCカンファの準備、週末の当直、自分の患者で調べたい事、そして人手が足りず余裕のない外来。


・・・いっぱいいっぱいですー。
ていうか、初めて申請する科研費の書類辛すぎ。分からない事だらけで右往左往。


多分、どんな業界でもそうなんだろうけど、
楽しようと思えばきっといくらでも出来るけど、
自分みたいな特別じゃない人間は努力するしかなくて、
でも、こんな私が頑張ったってたかがしれてる、って諦めたくなる気持ちと、
だめだからこそ負荷を与えないと努力できない、
いつか何かの役に立つかもしれないし、やることに意義がある、
と奮い立たせる気持ちの間で、行ったり来たりの繰り返し。。


そんな頑張ってやらなくてもいいんじゃないかとか、
こんな大変な思いしてなんになるんだろうとか、
そういう事はそういうのが好きで苦にならない人に任せたほうがいいよ、
私そういうの向いてないのかもしれないし、もっとラクに楽しく生きれば・・・
っていう根本から意味を失わせる思考が脳裏をかすめたりして
でも、自分が好きで選んだ皮膚科学という道をきちんと学びたい、
いけるところまでやってみたい、頑張ってみようと思う瞬間もあって。
あーもう、ほんと、成長してないなぁ。
いい加減に仕事してる人も中にはいて、悔しい思いをすることも沢山あるけれど
いろいろ悩んだり落ち込んだりしても、結局結論はいつもひとつ。


とにかく今、目の前にある仕事を出来る限りがんばること。


そんな感じで、まさに「夢中で」「必死に」やってます。
相変わらずしょっちゅう弱音吐きながら、ですが(笑)。
あー。もう今日も帰れないよー。もう半年ぐらいろくに料理もしてません。
もともと体力はあまりない方なのに、日中の外来も、その後の臨床以外の仕事も
結構全力投球しちゃうと、週末に1滴の体力も残っていない状態。
先週末はひっさびさの一日オフで、実家帰って17時間寝てました。褥瘡出来るかとおもたw


でも、科研費の申請にしたって(当たらないだろうケド)やってみなけりゃ始まらないもんね。
昔は自分を追い詰めて追い詰めて、結果として駄目になる事もあったけど
今はある程度頑張るまではうまくプレッシャーを自分に与えるけど
結果として駄目になってしまいそうなほどそれが重くなると、
「ま、これがうまくいかなくても死ぬわけじゃない、ちょっと一息つくか」
とか「駄目でもいいじゃん、自分なりに出来るトコまでやるか」なんて
肩の力抜いたりして。昔より適応能力は高くなりました。たぶん。
でも、あんまり力抜きすぎるとダメ人間ダメ医者になっちゃう気がして、
(医師と言うプロである以上学ぶ事を辞めた時が仕事をやめるべきときだと思う)
そこんとこのバランスが難しい所です。
ま、性格的に少しゆるめに設定しといたほうが良さそうなんですが。
完璧主義って訳じゃ全然ないんだけど、まぁ、暑苦しい性格ってことですね。


でもやっぱり、しんどい時もあるけど
「やったぜ!」って充実感を感じる瞬間はあるのは間違いなくて。
そんな仕事に就けて、やっぱり幸せです。


さーて。頭も煮詰まってきたので今日はこの辺にするかなぁ・・・